茅ヶ崎の殺人事件

こんばんは、ひのたんです。

 

 

 

 

 

タイトルにもありますが、茅ヶ崎殺人事件とは、茅ヶ崎の不動産オーナーである大家さんが刺殺された事件です。

 

 

 

 

ここ1週間以内の出来事です。

 

 

 

 

 

強い殺意を持ってと報道にある通り、殺した相手はまさかの家賃滞納して追い出された入居者でした。

 

 


 

 


私自身も大家ですので、いろいろ考えさせられる事件です。

 

 

 

 

一方的な逆恨みで、なぜ殺されてしまうのか…

 




入居者に冷たい大家でたら、正直自業自得と思われても仕方ない部分はあるかもしれません。(だからといって殺したりはダメですが!!)

 

 

 

ただ事件の詳報を聞いている限り、ちょっと今回の件は自業自得とかでもなく、避けようがなかった部分が大きいかもしれないと思いました。

 

 

 

 

ただ、一方的な逆恨みで事件に巻き込まれる可能性を避けることは可能かもしれない。とも個人的には思ったので、最後まで読んでいただけると幸いです。

 

 

 

 

 

この事件は、茅ヶ崎に住む外資系サラリーマンの四方さんが全国の不動産収益物件を購入し不動産賃貸業を副業でされていました。
都内の区分マンションや、札幌に一棟、京都にも一棟、そして今回の事件となった大阪市の一棟は2016年に購入されているようです。

 

 

オーナーチェンジで、融資での購入のようです。

 

 

 

 

事件を起こした高井容疑者は、2017年以降に月4万円の家賃滞納を繰り返し、今年1月四方さんに提訴され、大阪簡裁が今年10月、高井容疑者に退去を命じていました。

 


高井容疑者は家賃滞納以外にも、近所では騒音のトラブルを起こしていたり、昼夜問わずコテコテの関西弁で怒鳴り散らしていたということです。

 

 

 

5年もの長期間に家賃の滞納までされて、騒音トラブルまで起こされるなんて。。

 

 

 

容疑者のせいで退去していった住人もいたということです。

 

 


四方オーナーは悪い大家という感じはないようで、オーナーが変わった段階で入居者の家賃を月5千円ほど下げたという証言もあります。(むしろすごく良いオーナーさん)

 

 

 

そうですよね、滞納から裁判や追い出しまでに5年も我慢していたとなると本当に良いオーナーさんと思います。

 

 

 

 

強引に退去させようとしたわけでもなく、粛々と法的にやられたのに…

 

 

 

 

 

ただ、オーナーチェンジでの購入ですから入居者は選べない。(選べなかった)

 

 

 

 

戸建てや区分ではなく、一棟物や規模がでかい物件だとそもそも入居者選定も全部管理会社に任せてるパターンもあるかもしれませんが…

 

 


購入が2016年で、家賃滞納をしだしたのが2017年からとされているので報道通りなら購入後に滞納をはじめたことになり、購入時に滞納トラブルがあったわけではないようです。

 

 

 

 

 

 

ただ、家賃の滞納も近隣トラブルなども大家であれば避けれない問題です。

 

 

 

最初大家界隈では、今回の事件について家賃が安い物件はトラブルが起きやすいという意見もありましたが…

 

 

今回の物件は、家賃四万円(しかも五千下げてる)でして決して安い家賃帯(単身なら)ではありません。

  

 

 

家賃帯が安いから云々は当てはまらないですし、そもそも家賃帯だけで判断はできないです…

 

 

 

 

 

 

ただ、比較的トラブルを起こしそうな入居者もいるとは思います。(滞納や住み方など)

 

 

 

 

 

ネット用語で無敵の人という言葉もありますが、入居者を決める際は出来る限り選定した方がいいと思います。

 

 

 

 

 

 

オーナーチェンジですと難しいですが、ヒアリングは可能です。

 

 

→これも規模がでかくなると入居者全員を把握は難しそうですが。(マンパワーでできるか?)

 

 

 

 

また、保証会社を絶対に付けること。

 

 

→家賃滞納があっても、保証会社が対応してくれます。(半年とかで強制退去となる)

 

 

 

 

 

 

 

あとは、管理会社を付けること。(自主管理しない)

 

 

→トラブルに直接関与しない、管理会社が対応してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

これは、自主管理で保証会社を付けないでやるよりは恨みが直接オーナーに行く可能性が低くなるからであり完全に無くせるわけではありませんが。

 

 

 

 

 

 

それだけ、大家というのはリスクがあります。

 

 

 

 

 

 

 

恨みをかいやすい商売でもあると思います。

 

 

 

 

 

私自身もマンションやアパートを借りたこともありますが、建物や設備トラブルがあった際の対応も大家さんによりけりです。(全て管理会社が入ってましたが)

 

 

 

 

 

 

 

ですので、大家側が理不尽な対応をしたら少なからず入居者側からはよく思われないだろうなというのもよくわかります。

 

 

 

 

 

私自身も、入居者側の立場でも考えてトラブル対応などはしようと思っています。

 

 

 

今回の四方さんは良いオーナーさんだったと思われるだけに、余計に怖くなりますが。

 

 

 

 

 

ちなみに、大家の住所を調べるのは簡単なんです。

 

 

 

 

賃貸借契約書に大家の住所も連絡先も書かれています。もしそこを伏せれたとしても、登記簿謄本なんて誰でも取れますから大家の情報なんてすぐわかります。

 

 

 

 

法人ならバレない?という意見もありましたが、無理です全てバレます。

 

 

 

 

こういう事件などトラブルのリスクをなくすには、大家をやらないことしかありません。

 

 

 

 

 

 

または、完全に代理人をたてて自分は資金だけ出して物件購入名義から賃貸借契約まで一切情報を出さないように関わらない。

 

 

 

→これも多分0にはできないし、入金やりとりとかどうなるの?って感じですが。。

 

 

 

 

 

 

 

 

衣食住の中でも、恐らく住は一番大事なことです。

 

 

 

家賃を滞納をされてしまえば、退去してもらうのは仕方のないことです。

 

 

 

 

 

 

家賃を滞納されたのに?と思われるかもしれませんが、退去させるというのも入居者によっては恨みかねません。

 

 

 

 

 

入居者にとっては住まいが奪われるのですから、確かに死活問題ですしその矛先がどこにいくか…

 

 

 

 

 

 

それだけ大家というのはリスクがあります。

 

 

 

 

努力をしてなるべくリスクを減らすことしかできません。

 

ひのたん

なっちースクール三期出身@地方高利回りDIY大家ひのたんです。 2019年5月から不動産投資という言葉を知り、スクール経て、同年9月から物件購入して投資を始めました! 勢いと行動力を武器に、9カ月で5物件購入。 現在、団地一戸と戸建て4軒所有中。 まだまだ新米です。

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