トイレの話〜汲取と浄化槽と下水問題について!ひのたん流の考察は?

*随時更新中

  

今日は、トイレの問題。

 

いろんなトイレがあるよって話です。

  

  

結構重要

 

  

  

特に、私みたいに地方田舎の物件をを狙ってる方のためにもなれば嬉しいです。

 

【トイレの種類】

 

・汲取トイレ(簡易水洗)

・浄化槽(側溝式か浸透舛式)

・下水道

 

→こちらの、三種について。

 

 

①汲取トイレ、簡易水洗

 

私が探す地方、田舎ではぶち当たる汲取式トイレがけっこうまだあります。

 

汲取って、物件詳細の備考欄に小さく書いてあったりもするんだけどね。

 

汲取、ぼっとんトイレの何が問題?

 

って、やはり匂いや見た目や、イメージ(´;Д;`)

  

  

いわゆる和式のぼっとんトイレならまだ見た目にもわかりやすいけど

 

これとか

  

これも↑未だに私ネットで物件検索するとあります。。

 

あとよく見る、トイレが二箇所ある物件(一階二階に一箇所ずつじゃないです)は、水洗になってるけど、元汲取トイレだったということみたい。

 

↓これとか

二つ、、邪魔だったりするのよね

 

  

  

あと、要注意なのは…

 

→簡易水洗

  

これってね、パッと見綺麗な洋式トイレじゃん!となるの。

 

これ、普通の水洗トイレに見えますよね?↓

手洗いのとこ異様に長い気

  

ちょっと勉強するとわかる、チェックポイントは2つあり。

 

 

 

ちょっと待ってー!

  

水の流れる所をよく見て↓

便器の中見たらよくわかる!!

便座を開けると、このようにあれ?ってなる。

  

 

わかりますか? 

  

 

電車の中にあるトイレと同じ仕組みで、トイレ流すとわかります。

 

一見洋式でも、このような汲取トイレが簡易水洗トイレとしてあります。

 

 

 

↑これも汲取です。

  

左側にあるスイッチコンセントケーブルと

 

☆手洗いの部分がちょっと普通のと違う。

 

   

正しくは、洋式簡易水洗汲取って感じですね。

 

水の流すやつがもっと?簡易水洗ぽい!

  

簡易水洗だと水で流すため、匂いがかなり軽減するそう。

 

 

だから、完全なボットントイレよりはなんとなくイメージが良いですね。

 

 

 

この説明してる私も、不動産投資始めてしばらくは洋式の簡易水洗がこんなに進化してパッと見水洗トイレと見間違えてしまったことが実際にありました。 

 

 

最近でも、私がサポートさせていただいてる方も普通に内見行ってパッと見洋式トイレにわからなかったけど、よく見たら汲取って記載があると気づいたようです。

 

 

あと汲取だと、バキュームカーで汚物を定期的に汲み取ってもらわなくてはです。

 

 

簡易水洗だと、水を流す分汲み取ってもらう頻度が高くなるデメリットがある。

 

定期的にバキュームカー呼ぶから、費用はけっこうかかります。

  

 

汲取式のランニングコストは?

 

5人家族を想定で月一回汲み取るとして

 

→月4000円くらい

 

あと汲取トイレの外観からの見分け方は…

臭突がある、この棒。

煙突みたいなのがあると、ボットントイレの可能性大。

 

 

 

②浄化槽

使い勝手など、下水と変わらない水洗トイレです。

 

下水道管が前面道路にきていない場合、浄化槽が埋め込まれていたりします。

 

物件が汲取だった場合…

 

水洗トイレにしたい場合は、合併浄化槽にするか、下水にするかを考えます。

 

 

 

下水道が来ていないエリアだと、合併浄化槽を検討します。

 

→まずは市町村の汲取から合併浄化槽のページを確認。

 

 

汲取から合併浄化槽にする場合は、市町村ごとに補助金が出ることがあります!!

  

 

 

補助金活用があれば、ほぼ手出しなしで水洗トイレにできるかもしれません。

 

 

複数市町村に金額を確認した感じでは、20〜60万くらい補助が出ます。

 

→ただ物件が補助対象の地域かは、要確認! 

 

物件の住所を伝えて、対象地域か確認しましょう。

 

 

 

ある市町村に確認したところ、補助金の対象になるのは将来的に下水が通る予定がない地域で、逆に補助金対象外の地域は将来下水が通る予定があるからとのことでした。

  

 

慣れてくると対象かどうか、ピンとくるかも。

 

 

②浄化槽の場合

  

簡単に言うと二種類あリます。

 

●合併浄化槽(現在主流)

 

 

 

  

 

●単独浄化槽

 

 

 

あとは、汚水をどう流すか大事なのが浄化槽!!

 

ひのたんは結構気にします。

 

 

①側溝式 

 

道路、側溝に汚水を流す。浄化槽の機械自体はあんまり壊れないらしい。

 

→壊れたとしてもブロアー1.5万円くらい

 

これが浄化槽機械、ブロアー

 

②浸透式 要注意

 

汚水の排水先がない場合、敷地内で処理をしなくてはいけない。

 

問い合わせた先の不動産屋さんからちょうど管理している物件の浸透式が壊れた!というタイミングで話を聞いたんだけど、浸透式もたまに壊れることがあるらしい。

 

壊れたらまたその隣に浸透桝を作らないといけないです。

 

ただ、その費用がかなり高いとのこと。。

 

 

いくらだったか、数万円レベルではなかったです。

 

 

三桁近くだったかな。。。

 

 

 

なので、以来私は浄化槽の物件では側溝かどうかを確認しています(^◇^;)

 

浄化槽の気になる耐用年数は、30〜40年。

 

ブロアーなどの機器設備は7〜15年なので、

古いブロアーの場合は使えるかなどは、要確認ですね!(指値材料?)

 

 

また、浄化槽は法律で『保守点検、清掃』が義務付けられています。

 

それも、業者さんが指定だったりするため市町村に確認が絶対となります。

 

適当に近くだからと浄化槽業者さんに連絡したら、お宅はうちではないと言われたことがあり…きちんと指定があるんだ!と学びました。

 

 

 

 

気になる浄化槽のランニングコストは?

 

5人家族を想定

浄化槽の清掃、円保守点検や検査、ブロアー電気代など合わせて

 

→月5000円くらい

 

浄化槽も管理やメンテがありますので、少し大変です。

 

 

 

 

③下水

 

よくある普通の水洗トイレ、理想的です。

 

都市部では基本的にほぼ下水です。

市街化区域で都市部ならもうほぼ間違いないんじゃないかなと。

 

 

下水のランニング費用は?

 

5人家族想定の場合

月3500円くらい

 

管理は基本特に何もないです。

 

とにかく、楽!!

 

私の浄化槽の物件では、定期的に業者さんにチェックしてもらったりしなきゃなんですが下水は特になしです。

  

 

いろいろ考えてもやっぱり、下水が一番です!!

 

 

汲取だと客付けにかなり影響はするだろうから、想定家賃を低めに見て物件選定する必要があります。

 

とここまできましたが

 

 

トイレ問題って、まあ地方物件やるには大概関わってきやすいし結構大事です。

 

 

汲取からの浄化槽のことについては、また随時加筆修正させていただきます!

 

ひのたん

なっちースクール三期出身@地方高利回りDIY大家ひのたんです。 2019年5月から不動産投資という言葉を知り、スクール経て、同年9月から物件購入して投資を始めました! 勢いと行動力を武器に、9カ月で5物件購入。 現在、団地一戸と戸建て4軒所有中。 まだまだ新米です。

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